下半身がだるくて重い。原因と解消法を知り、気持ちよく過ごそう! 

今回は「下半身の「だるい・重い」を改善したい」「下半身に効くストレッチを知りたい」「下半身のむくみ解消法を知りたい」という方向けに書きました。

「自分はそうだ!」という方は最後まで見てくださいね。下半身が楽になる方法が見つかりますよ。

ちなみに「下半身の大切さ」は厚生労働省でも伝えています。

安全かつ効果的に「足腰」を鍛える方法 | e-ヘルスネット(厚生労働省)

「下半身がだるい」と感じてしまう原因は?

下半身がだるいと言ってもその原因は様々です。体の中ではどのようなことが起きているのでしょうか?

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むくみ

まずは「むくみ」です。「むくみ」によって「下半身のだるさ」を感じている方は多いです。

そもそも「むくみ」とは、疲労をしている箇所に「老廃物」や「いらない水分」が溜まっている状態を言います。

そしてこの「むくんでいる箇所」が改善されないと、これをきっかけに「全身の循環も下がって」しまい、結果的に「下半身がだるい」「全身重い」などの症状を生みます。

筋肉の柔軟性がない

そして「筋肉の柔軟性がない」という状態も「下半身のだるさ」に繋がります。

その理由は、筋肉は「柔軟性があって」働く場所だからです。ですので柔軟性が保ててなければ「健康体ではいられない」と思っておいて良いでしょう。

柔軟性が保てている筋肉は、「血流を良くする」「栄養を送る」「老廃物を流す」「体温を維持する」という役目を果たします。

自分の体は「柔軟性がない」と感じている方は「これらの役目を果たせていない」という心当たりはありませんか?

筋力の低下

また、筋力の低下が起きていても「下半身がだるい」は起きます。それは「筋力」によって「血液が流れる」からです。

私たちの血液は「血管がポンプのように働く」ので流れます。そしてこの「ポンプの力」を果たすのは「筋力」です。ですので、「筋力」がなければ「ポンプの力」は弱まりますので、結果的に「血液は流れません」。

これでは「下半身の血流」も下がるので「下半身のだるさ」は起こります。

摂取している水分が不足している

次に「摂取している水分が不足」していても「下半身のだるさ」が起こります。この理由は老廃物を流す材料が不足していることと同じだからです。

ヒトの体は60%以上が水分でできています。そして血液の90%は水分と言われます。ですので、もし水分が不足していることが慢性化している体でしたら「血液の材料も不足していることが慢性化している体」と同じです。

これでは「下半身のだるさ」も取れません。

寝不足

そして「寝不足」でも下半身のだるさは起こります。それは「睡眠の質」が「自律神経の安定」に関わるからです。この自律神経は「下半身のだるさ」に大きく影響します。

そもそも自律神経とは「体のONとOFFを切り替えるスイッチ」の役目をしている神経です。このスイッチがあるので、私たちは「働くぞ!」や「頑張るぞ!」、また「少し休もう」「もう寝よう」などという行動を取ります。

しかし、寝不足により「スイッチが壊れていたら」私たちは健康に過ごせません。もちろん、このスイッチがうまく働いていないことは「血液の流れも悪い」ということです。

ですので、「寝不足」がきっかけで「血液の流れの悪さ」が起こり、「下半身がだるい」という症状も起きます。

 

以上のように様々な原因で「下半身のだるさ」が起きます。また、「寝不足による下半身のだるさ」を感じている方は当然ながら「睡眠の質」が悪い方です。

そのような方はこちらも見てください。

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下半身のだるさを感じている時のケア

下半身のだるさはいろんな原因があることがわかりました。では具体的に「どのような行動」をとれば良いのでしょうか?

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柔軟性の改善

まずは、「柔軟性の改善」を行いましょう。「柔軟性の改善」をすることで「筋肉の働きが活性化」します。

「ダイエット」や「健康管理をしよう」と思い立つと「運動をしなきゃ」と考えがちですが、そうではありません。最初に行うべきは「柔軟性の改善」です。

私たちの「体の動き」は、筋肉の「伸びる・縮む」が繰り返されることでできます。そして「伸びる・縮む」を保てている状態を「柔軟性がある」と呼んでいます。ですので「体の動き」には「柔軟性が大切」ということが分かるかと思います。

また「柔軟性がない状態」で運動などを行うと、体に「大きな負担」をかけることになるので、せっかく行った「運動」も台無しになるでしょう。

そして、「柔軟性の改善のため」に行って頂きたいことが「前屈」と「開脚」です。

この「前屈」と「開脚」では「太ももの筋肉」がしっかりとストレッチされますが、この「太もも筋肉」は「衰えやすい筋肉」でもあります。

ですので、「衰えやすい筋肉」を刺激することは後々の健康にも良い影響を及ばします。

私自身が行うストレッチも専ら「前屈」と「開脚」です。これだけですが「下半身のだるさ」は大きく変わります。

一日に「合計1時間」のウォーキング

そして一日に「合計1時間」のウォーキング時間を確保しましょう。これは「合計で」で構いません。「ウォーキング」には「有酸素運動効果」がありますが、この有酸素運動を行うことで血液の材料の一つである「酸素」をたくさん得ることができます。

ですので、通勤・通学途中で「朝30分」・「夜30分」と行うだけで構いません。もちろん「もっと細かい時間」に割り振っても構いません。

大事なことは「合計で1時間のウォーキング」です。

柔軟性がある体になれば「筋トレ」なども自己ケアメニューに追加して頂きたいですが、「ウォーキング」は「柔軟性の改善と並行」してできます。

最近の研究で「持続的に有酸素運動をした効果」と「断続的に有酸素運動をした効果」は「効果が一緒」ということが分かりました。ですので、「ウォーキング60分」と「朝30分・夜30分のウォーキング」は「同じ効果」ということです。

これであれば日常生活のなかでも無理なく「有酸素運動」ができ、「健康」を保つことができます。

したがって「筋力低下」を防ぎ「血液を流す力」も衰えません。

適度な水分摂取

続いて適度な水分摂取です。これは「水分不足」の改善だけでなく、「むくみの改善」にも効果があります。

具体的には「一日に1.2~1.4リットルの水分」を摂りましょう。この「1.2~1.4リットル」という数値の理由は「排出される水分」が関係します。

そして、摂取する水分としては、「ノンカフェイン」のものを選びましょう。具体的には「水」「麦茶」「ルイボスティー」などになります。

「コーヒー」「紅茶」「緑茶」「ウーロン茶」「炭酸飲料」などは「カフェイン」をふくんでいるので「水分を摂取」はできません。また「アルコール」も水分が蒸発します。

この「水分を摂取する」という項目は非常に大切な内容ですので、別でこちらの記事に詳しく書きました。

hrhs629.hatenablog.com

睡眠の質を向上

そして睡眠の質を上げましょう。この以下の「2つの方法」を行うと「睡眠の質」向上に効果的です。

  • 「白湯」を飲む
  • 深呼吸を行う

では、「詳しいやり方」を説明するまえに「なぜこれらが良いのか?」から説明します。

「白湯」には2つの効果があります。それは「リラックスさせる神経を活発化させる」ことと「カロリーが無い」ことです。

また「睡眠中」という観点でいえば「睡眠中に失ってしまう水分をあらかじめ摂取する」という利点もあります。

そして「深呼吸」は「自律神経の調整」が可能になることです。

それぞれの具体的な方法は以下のようにやりましょう。

まずは「白湯」です。

白湯は「コップ1杯の量」を飲みましょう。この「コップ1杯の量」が睡眠中に失う水分の量と同じと言われます。「夜中にトイレに行くかもしれないのでたくさんは嫌だ」という方は「一口分」だけでも構いません。

このコップ1杯だけで大きく変わります。

そして「深呼吸」についてです。

深呼吸は意識的に「吸う・吐く」を行いますよね。この意識的に「吸う・吐く」という行為を行うことが自律神経を調整してくれます。

具体的には「吸う=体をONにする神経 、吐く=体をOFFにする神経」が働きます。

深呼吸により「体をON・OFF」を繰り返していることで「神経が一定になる」なり、睡眠に入りやすくなります。「30回」ほど繰り返せば十分でしょう。

 

ぜひ騙されたと思って実践してみてください。これらの対策法は、私自身「現在進行形」で実行している内容です。

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