階段の上り下りがダイエット効果に！日常から有酸素運動を行おう！
この記事は「日常生活の中で脂肪燃焼運動をやりたい」「階段の上り下りが「痩せる」とは本当なのか？」という方向けに書いています。
もし階段の上り下りだけで痩せられるなら実践したいですよね。でもこれは実現できます。その実現方法をこれから解説しますね。
また、この記事は「簡潔に・分かりやすく」を目指して書いていきます。
階段の上り下りでこれだけの「有酸素運動効果」がある
階段の上り下りがどれだけの有酸素運動の効果を持っているのでしょうか？厚生労働省が出している「数値」で確認しましょう。
「階段の上り下り」は「ウォーキング」の「約1.35倍」のカロリー消費
「階段の上り下り」の消費カロリーは「ウォーキング」の１.３５倍です。
この数字だけでは分かりにくいのですよね。
例えば「階段の上り下り」と「ウォーキング」をそれぞれ３０分行った消費カロリーは「階段の上り下り：２０１kcal」「ウォーキング：１５１kcal」となります。
「１.３５倍」とだけ言われるとよくわかりませんが、実際の消費カロリーを出してみると大きな違いです。
また、「２００kcaⅼ」は「茶碗１杯分のごはん」とはぼ同じカロリーなので、同じ時間内で「茶碗１杯分」を消費できるか・できないかは大きいです。
ちなみに「ジョギング３０分」を行うときの消費カロリーは「２２０kcal」なのでジョギングに近い効果を「階段の上り下り」で実感できるでしょう。
（消費カロリーの数値は体重６０㎏の人を仮定した計算式）
もし自宅で「階段の上り下りダイエット」をしたいと考えているのでしたら、エアロビクスなどにある「踏み台」などがあると良いですね。
そもそもどうしてダイエットに有酸素運動が必要なのか？
階段の上り下りの効果は分かりましたが、どうして「ダイエットに有酸素運動が必要」なのでしょうか？確認してみましょう。
皮下脂肪が燃焼するのは「有酸素運動」でないとダメ
ダイエットをする方の大半は「皮下脂肪」に悩んでいます。皮下脂肪とは文字通り「皮膚のすぐ下」にある脂肪で、全身に付着する脂肪です。
「太もも」や「臀部」「下腹部」などに付いている脂肪ですね。
この「皮下脂肪」は有酸素運動でないと消費できません。
「筋トレ」では「期待している効果」は出にくい
また、ダイエットを行うに当たって「筋トレ」を選ぶ方がいます。この「筋トレ」を選ぶ際は「運動の効果」を理解して実践しましょう。
一言で言えば、筋トレは「皮下脂肪の燃焼」に大きな期待ができないです。
私たちがダイエットで行う運動には先ほどの「有酸素運動」と「筋トレ」があります。
この「有酸素運動」と「筋トレ」は同じトレーニングの一種ですが、体の中で起こる効果が少し違います。それは消費するエネルギーの違いです。
具体的な違いとは「有酸素運動：脂質中心」「筋トレ：糖質中心」を消費することになります。
そして、私たちは「皮下脂肪」である「脂質」を消費しなければなりません。
ですので、「皮下脂肪」を消費したいと考えている人は「階段の上り下り」や「ウォーキング」、「ジョギング」などの有酸素運動をおすすめします。
有酸素運動をしないとどうなるか？
では、このまま「有酸素運動」をしない生活を続けているとどうなるのでしょうか？見ていきましょう。
「痩せにくい体」になる可能性
まずは、このまま有酸素運動をしない生活を続けてると「痩せにくい体」へとなります。それは有酸素運動をしないことで、「基礎代謝が下がる」からです。
基礎代謝とは「安静時」の体の中でエネルギー消費をしていることを言います。
ちなみに「安静時」とは「寝転がっている状態」で「目が覚めて」おり、「体を動かしていない」状態です。
そして、この基礎代謝は「今の筋肉量」に比例します。
ですので、このまま有酸素運動を続けていなければ「筋肉の活動量」は下がっていく一方になり、どんどんと「基礎代謝」が下がるので、「痩せにくい体」となります。
「疲れが取れにくい体」になる可能性
また、「疲れが取れにくい体」にもなります。これは基礎代謝が下がると同時に「新陳代謝」も下がるからです。
「新陳代謝」とは内臓や骨・皮膚など全身の細胞が「古いものから新しいものへ切り替わる」作用を言います。
この新陳代謝があることで、私たちは常に健康な体を維持できます。
しかし、有酸素運動を行わなければ、基礎代謝が下がり、その影響で新陳代謝まで下がってしまうので体の中は「不健康なまま」を続けることになるでしょう。
そして、新陳代謝がうまく働かなければ「健康な・キレイな肌」にもなれません。ですので、有酸素運動をしないことで良いことなんか一つもありません。
ぜひ「有酸素運動」を取り入れた生活のため「階段の上り下り」を生活スタイルに・ダイエット方法に取り組んでいきましょう。
その他の具体的なトレーニング内容や健康管理は他の記事に書いていますので、合わせて見てくださいね。
