ご飯の「食べる順番」で「ダイエット」!順番とコツを覚えよう!

この記事は「食べる順番のコツやタイミングを知りたい」「果物やデザートも食べる順番があるの?」という方向けに書いていきます。本当に「食べる順番」だけでダイエットができるのかと疑問ですよね。でも可能です。私も実際に行っている食べ方になります。少しでも「今の悩み」を「この食べ方」で解消しましょう。

ご飯を「食べる順番」はこうしよう!

ダイエットに向けた「食べる順番」。これを実行するにはこのように食べましょう!まずは「具体的な食べ方」を説明します。次の項目でその「理由」を。

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念頭に置くことは「糖質を最後に」食べる

まず、この「食べる順番」に大切なことを確認しましょう。それは「糖質を最後に」食べることです!

詳しい順番は以下に説明しますが、この「糖質」を「いつ摂取するのか?」で、体内の働きは大きく変わります。

「野菜」が一番最初

まずはサラダなどの「野菜」を口にしましょう。

野菜には食物繊維が豊富に含まれています。この食物繊維は「腸」が栄養を吸収する際に「過剰に糖質を吸収させない」ようにコントロールしてくれるものです!ですので、この「食物繊維」のおかげで「太りにくい食事」を準備してくれます。

必ず最初に口にしましょう。

「野菜がどれだけ大切なのか」ということは厚生労働省でも伝えています。

野菜、食べていますか? | e-ヘルスネット(厚生労働省)

次に「肉」や「魚」など

次に肉や魚を口にしましょう。よく言う「副食」になります。

これらは主にタンパク質が含まれています。

タンパク質は「エネルギーなる栄養素」の一つで、他に「糖質」と「脂質」もエネルギーとなる栄養素で、これらを「三大栄養素」と呼んでいます。

この三大栄養素は蓄積しすぎると、すべて「体脂肪」となりますが、「タンパク質」はこれら3つの中で一番最後に「体脂肪」となる栄養素です。

ですので、タンパク質を糖質よりも先に摂取することで、「体内に体脂肪を作る働きを下げる」ことができます!

その後に「ごはん」や「パン」の主食

そして「お米」や「パン」を口にしましょう。これらは糖質が主になる食材です。

そもそも、ダイエットにはどうして「糖質」が注目されているのかと言いますと、「糖質」は体の中で最初に吸収される栄養素だからです。

この「糖質」が最初に吸収されると、「糖質」を必要箇所に分配するために糖質中心の働きをします。ですので、「糖質を体脂肪に変える」という働きも強まるわけです。

したがって、糖質を「最初に口にするか」「最後に口にするか」だけで体の働きは大きく変わります。

やはりデザートは最後

また、デザートは最後に口にしましょう。このデザートも糖質を多く含んだ物です。ですので、最後に口にすることが望ましいでしょう。

 

イメージはコース料理

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これらの「食べるの順番」を頭に入れるためには「コース料理」を思い浮かべてみてください。

「前菜」があり、「魚料理」があり、「肉料理」に「メインディッシュ」そして最後にデザートです。

この「コース料理」の順番は「ダイエット」にとっても理にかなったものになっています!ぜひ「コース料理」を思い浮かべて実践しましょう。

 

「食べる順番」の意味はコレ!

そして理にかなったと分かったこの「食べるの順番」。では、どのように「体にとって理にかなうのか」詳しく見ていきましょう。

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食物繊維で糖質の吸収を抑える

まずは野菜から口にすることで「食物繊維」を多く摂取できます。この食物繊維が「糖質の吸収」を抑えてくれます。

そもそも食物繊維は、「腸の調子を整える栄養素」です。ですので、「食物繊維」という栄養素は「胃」で消化されることなく直接や「腸」に届きます。

そして、「食物繊維」が消化されずに「腸」に届くまでの過程の中で、血管の中に「糖質の吸収を抑えるバリア」を張ってくれます!

これが、「食物繊維がダイエットに良い」と言われる所以です。この結果、多くの糖質を吸収することは避けられるので、「体脂肪」を抑えることができます。

ですので、「食べる順番」でダイエットをしたい方は必ずメニューの中に「野菜」を取り入れましょう!

タンパク質で胃や腸を活発にする

そして「野菜」の次はに「タンパク質」を口にしましょう。

「タンパク質」は食物繊維と違い、「胃」で消化され「腸」で吸収・排出される栄養素です。ですので、「糖質」よりも「タンパク質」先に摂取すれば、「胃」の働きを活発にしてくれます。

また、「タンパク質」で「胃」の働きを上げることで「糖質中心の内臓の働き」を避けてくれます。こうすることで「糖質を過剰に摂取しない」内臓の働きを確立することができます。

糖質を最後にしてインスリンの分泌を抑える

そして、最後に口にする食材は「糖質」にしましょう。「糖質」を最後に口にすることで、糖質を「体脂肪」に変換する「インスリン」の働きを抑えてくれます。

元々「インスリン」とは「血糖値のバランスを整えるホルモン」なので「不必要なホルモン」ではありません。

しかし、「糖質」を食事の最初に摂取してしまうと血糖値が急激に上がってしまい、この影響で「インスリン」の分泌量も上がってしまいます!

こうなると「糖質を体脂肪に変換する」という働きも過剰に行ってしまうので、結果的に「体脂肪の多い体」というのが出来上がります。

ですので「糖質を最後に口にする」ということは非常に大切な内容になります。

 

「食べる順番」が成り立たないと、こうなる

では、このまま「食べる順番」を考慮していないと私たちの体はどうなるのでしょうか?確認しておきましょう。

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糖質の吸収が活発になり、脂肪が蓄積しやすくなる

まずは糖質の吸収率が高くなります。このことで、先ほども言いましたがインスリンの分泌量が高まります。

そして、これは「体脂肪が蓄積しやすい体を毎食で作っている」ことと同じことです!ですので、体のなかに「最初に糖質を取り入れるのか」「最初は糖質以外を取り入れるのか」では体に起こる働きが大きく変わります。

血管に大きな影響を与える

また、健康上では「血管に悪い影響」を及ぼす可能性があります。それは、インスリンの分泌が多くなると血管に大きな負担をかける恐れがあるからです。

糖質を最初に口にすると糖質の吸収率が上がり、インスリンの分泌が多くなります。この糖質の吸収率が上がりすぎると、血管の内側にある「壁」に負担をかけることになるので弱い血管へとなる恐れがあります。

こうなると、血液自体が流れづらくなり、「生活習慣病」や「心臓に負担をかける」恐れまで出てくるでしょう。

これでは「ダイエット」以前に「健康」に良くありません。

 

ですので、ぜひ自分の理想体型を目指しながらも「健康を維持する」ために「食べる順番」を実践してみてくださいね。